山下智久とKAT-TUNの亀梨和也による「女子高生モデルとの飲酒報道」を受けて、所属するジャニーズ事務所は8月17日に処分を発表。今回の処分によって滝沢副社長が描くジャニーズJr.の育成プランに、大きな影響が出る可能性があるという。
「2人のうち、お持ち帰り疑惑のある山下は、一定期間の芸能活動自粛。亀梨は厳重注意となりました。2人が参加する、ジャニーズ総勢75人によるユニット『Twenty・Twenty』が先行配信していたシングル『smile』が8月12日に発売されたこともあり、処分の発表がお盆を挟んで8月17日と遅れたことで、様々な憶測を生んでいます」(週刊誌記者)
副社長に就任以来、ジャニーズJr.はもちろんのこと、Snow Manの岩本照や元NEWS・手越祐也の不祥事に対しても毅然とした態度で臨み「風紀委員長」の異名をとっていた滝沢秀明。しかし、今回は処分がなかなか発表されなかったこともあり、「上級ジャニーズだから処分されないのではないか」「タッキー裁きも大したことがない」といった声も上がっていた。
「そんな中、今回の処分を下したのは藤島ジュリー社長だったと、8月18日に配信された日刊ゲンダイDIGITALでは報じています。さらに今回の処分を受けて、山下がジャニーズ事務所を退所するのではないかという声もすでに上がっています」(前出・週刊誌記者)
山下は、昨年放送された「ザ少年倶楽部20周年蔵出しセレクション」(NHKBSプレミアム)の中で、ジャニーズJr.のプロデュースをすると発表。堂本光一や松本潤同様、今後のジャニーズを担う若手の育成に期待が寄せられていた。もし、今回の件が退所に発展するとすれば、滝沢副社長の戦略も変更せざるを得ない。
近年、退所が相次ぐジャニーズ事務所。山下には留まってほしいというのが滝沢副社長の本音なのかもしれない。
(窪田史朗)