ジャニーズ事務所は8月17日、「文春オンライン」で未成年女性との飲み会を報じられていた山下智久と亀梨和也への処分を、公式サイト「ジャニーズネット」にて発表した。山下については一定期間の芸能活動の自粛、亀梨には厳重注意の上、書面による反省を促していくという。
これにより、8月28日封切り予定の亀梨の主演映画「事故物件 恐い間取り」は無事に公開されることとなった。レギュラー出演する日曜夜のスポーツ番組「Going!Sports&News」(日本テレビ系)も、問題なく続けられそうだ。
同番組で亀梨は“ベースボールスペシャルサポーター”を務めており、その姿勢は真面目そのもの。スタジオではスーツを着込み、現場では年下の選手にも低姿勢で丁寧に取材。元野球少年とあって、レポートや分析は筋金入りで、同局の野球中継ではリモート&副音声による解説も行っている。
ジャニーズには珍しい体育会系気質の持ち主で、気脈を通じた仲間には献身的に尽くす一面もあるようだ。亀梨からあふれんばかりのもてなしを受けているのは、お笑いコンビ「ポールマン」のしゅん。亀梨と同学年の35歳で、吉本興業所属の芸歴4年。ド新人にして超マイナーで、「M-1グランプリ」は最高位が18年の2回戦突破と、成績も奮わない。それでも亀梨は心を尽くしている。
「不思議な組み合わせに思うかもしれませんが、亀梨にとってしゅんは先生なんです。亀梨が映画『事故物件』で演じたのは、関西出身の売れない芸人・山野ヤマメ。役づくりの過程で、大阪出身のしゅんから本場仕込みの関西弁を教えてもらったのです。もっとも2人の関係はそれ以前から始まっていて、番組スタッフを介してバーベキューの場所で出会い、以降は亀梨がしゅんのバイト先まで愛車で迎えにいく仲になりました。自宅マンションに招いたときは、手料理を振る舞うといいます」(芸能ライター)
その関係性には、タレントとしての格の違いや損得勘定などさらさらない。しばらくは反省の日々となりそうな亀梨だが、その優しさゆえにトラブルに繋がらないよう、注意してほしいところだ。
(北村ともこ)