産後ダイエットをスムーズに成功させるには、産後できるだけ早いうちにボディケアや運動をすることが大切……といわれても、出産後の半年間は育児で大忙し。自身のケアに時間を割くことは難しいですよね。そこで、赤ちゃんを抱っこしたままできる次のような運動がオススメです。
■赤ちゃんを抱っこしてバランスボールで弾む
赤ちゃんが小さくて軽い新生児期を終えた2~3ヵ月になると、体が大きくずっしりと重くなっていきます。寝かしつけのために長時間立って抱っこでゆらゆらすると、腰を痛めてしまうこともありますよね。そんなときは、抱っこ中にママが床や椅子に座ることもあると思います。でも、そうすると泣いてしまう赤ちゃんも。
そこで、バランスボールに座ってゆっくり上下に弾んでみてはいかがでしょうか。赤ちゃんを心地よい揺れであやしながら、ママの体幹を鍛えることができますよ。赤ちゃんを落とさぬよう、体に合った大きさのバランスボールを使用し、不安定にならないよう両足をしっかり床につけて、ゆっくりと動かしてくださいね。
■赤ちゃんを抱っこしたまま腰回し
右に10回、左に10回と、できるだけ腰を外側に、できるだけ大きな円を描くように意識して腰を回すと、腰周りのコリを改善し、しなやかに整える効果が期待できます。慣れてきたら8の字を描くように腰のひねりを入れると、ウエストの引き締め効果も期待できます。
■赤ちゃんを抱っこしたまま室内を大股で早歩き
ゆらゆら揺らしたりトントン叩いたりしても赤ちゃんが寝ない場合は、抱っこしたまま大股でズカズカ室内を歩き回りましょう。ベビーカーにいるときや、おでかけ中の抱っこの状態に近づけることができ、赤ちゃんが心地よく眠りにつきやすくなります。ママにとっては有酸素運動になりますね。
このようなちょっとした工夫で、育児を産後ダイエットのエクササイズにすることができます。赤ちゃんと一緒に過ごす時間を、できるだけ減らさずにボディメイクをしたいママにオススメです。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)