お笑いコンビ・中川家の礼二が8月26日放送の「チマタの噺」(テレビ東京系)に出演し、大先輩の明石家さんまの“怖さ”について語った。
礼二とさんまは同じ吉本興業に在籍し、「痛快!明石家電視台」(MBS)や「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)など、これまで様々なトーク番組で共演してきた。MCの笑福亭鶴瓶から「あれに鍛えられてたらすごい。俺なんかいまだに鍛えられてる。『兄さん、もっと整理して喋んなはれ』って留守電に入ってた」との嘆きが飛び出すと、礼二も「(さんまとの共演は)難しい。寛平さんなんか毎週怒られてますから。『あきまへんで、兄さん』って」と芸歴を問わずにダメ出しを続けるさんまの要求の高さを伝えた。
さらに礼二は、さんまと共演する番組の収録が近づくにつれ、「毎回、始まる前にずっと胃が痛い」と体調の変化があることを告白。「本番に行って、ウケた時は良いですけど、スベった時は…。その後の(さんまからの)『かまへん、かまへん』が怖いんですよ。構わん訳ないのに」とさんまの気遣いが逆に怖いと語っている。
「バラエティ番組の収録現場を“戦場”と名付けるさんま。自分にも共演者にも笑いの要求がすこぶる厳しく、鶴瓶や間寛平はさんまから見て数年先輩に当たりますが、もはや関係ないようです。また、バラエティ番組収録中のさんまに恐れおののく後輩芸人は礼二だけでなく、ナインティナインの岡村隆史もスベった後に自分を見つめるさんまの顔は『目が笑っていない』と指摘。2010年に体調不良で入院していた最中もさんまの番組は観ないようにしていたと明かし、主治医からも『さんまさんだけは気をつけて』と勧告されたといいます。さらに大御所でいえば、多くの芸人から恐れられる存在であるダウンタウンの浜田雅功も、過去にバラエティ番組内で幾度かさんまと共演し、“目だけが笑っていない”表情が怖かったと回想。皆一様にお笑い怪獣には悩まされた過去があるようです」(テレビ誌ライター)
ダウンタウンにナインティナイン、さらには鶴瓶や寛平といった大御所にも恐れられる存在である以上、礼二の胃が痛くなってしまうのも止むなしだろう。
(木村慎吾)