真似していいのは限られた人間だけということか?
女優の内田有紀が8月25日に放送された朝の情報番組「あさイチ」(NHK)に出演。若い頃に受けた理不尽なクレームを明かしている。
視聴者から寄せられたメッセージの中に「小学校のころから内田さんが大好きで、女子はみんなショートカットでした。田舎なので、全員同じ美容室でカットしてもらっていたので、全員同じ髪型でした」と、若かりし頃の内田のショートヘアに憧れて、周囲の女子たちが内田のようなショートヘアにイメチェンしていたといった体験談が紹介された。
10代の頃の内田はボーイッシュなショットヘアがトレードマークで、当時は内田の真似をする女子は多く、内田自身もそういった実感はあったとか。
ただ、世の女性たちがショートヘアにイメチェンした後に寄せられた反響について、内田は「よくクレームが入ってました。『全然似合わなくなっちゃったからどうしてくれるんですか』って。『すごく男の子にモテなくなった』とかすごくクレームをもらいました」と、嬉しくなる内容のものよりもクレームがほとんどだったとのこと。
「健康的なイメージとショートカットのボーイッシュなスタイルで大ブレイクし、清涼飲料水『カルピスウォーター』などのCMも人気で、90年代当時の内田人気は神がかったものがありました。しかし、一般人が真似をするには難易度の高いスポーティーなヘアスタイルでしたから、やはり内田クラスの美形でなければ、似合わないということでしょう。
今回、見かけた世間の声の中には内田有紀の真似をしようとしたものの、親に美容室ではなく、床屋に連れていかれてしまい、悲惨な思いをしたという体験談も見受けられました。なんでも、店員が内田を知らなかったため、全くの別物の短髪に仕上げられてしまい、その結果、学校で男子に人気漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター・ギニュウ特戦隊のリクームに似ているとバカにされてしまったとか(笑)。ネット上の反応を見る限りでも、思いのほか“被害者”は多いようですね」(エンタメ誌ライター)
クレームがやたらと多かったようだが、それでも内田は「当時はうれしかったです」と、憧れてくれる人がたくさんいたことに素直に感謝しており、視聴者からは「理不尽なクレームなのに感謝を言えるとか、天使ですか」「内面まで美人さん」「今も変わらずお美しいです」と称賛の声が上がっている。
年を重ねるごとに妖艶さも増しており、今後もその美しさに磨きがかかっていくことだろう。
(田中康)