8月21日、俳優の小出恵介がインスタグラムを更新し、芸能活動の再開を報告した。9月1日の「夕刊フジ」によると、小出が日本での復帰を決めたのは、コロナ禍が関係しているという。
「小出は今年9月、主演を務めるミュージカル『えんとつ町のプペル』がニューヨークで上映予定だったものの、コロナの影響で延期となりました。今回、『夕刊フジ』の連載で、元文春記者・中村竜太郎氏が小出の友人を取材したところ、小出は舞台延期の影響で日本に戻ることを決めたのだとか。また事件以降、彼は大好きだった酒を控えており、会食もノンアルコールで通しているそうです」(芸能記者)
そんな中、9月9日から、人気ドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)の再放送が決定した。同ドラマには小出が出演し、長らく再放送が封印されていたため、ネットでは「これは嬉しすぎる!」「小出恵介の問題がクリアになったからでしょうね」「最高のドラマが封印されなくてよかった」と歓喜の声が殺到している。
今回の小出の復帰は、フジにとってもグッドタイミングだったという。
「この秋からフジでは、上野樹里主演の新作ドラマ『監察医 朝顔 シーズン2』が始まります。同局では、新作に関連した過去作を再放送するのが慣例となっていますが、上野の場合、出演作の『ラスト・フレンズ』は、ジャニーズを退所した錦戸亮が出演しているため放送が困難。また『グッド・ドクター』も先日再放送されたばかりなので、残るは『のだめ』ぐらいでした。そのため、今回の小出の復帰は、フジにとってベストなタイミングだったことでしょう」(テレビ誌記者)
さらに「のだめ」には、現在放送中のフジドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」で主演を務める玉木宏が登場し、演出も、10月から「ルパンの娘2」を手がける武内英樹監督が担当している。今のフジにとって、「のだめ」はこれ以上ない再放送のタイトルだったようだ。