「あの人は品があるね」ということがよくありますが、それっていったいどういう人?
品があるとは、辞書的な意味では「雰囲気や装い、風情やたたずまいなどに、優雅で洗練された印象を感じるさま」をいいます。具体的には次のような人のことをいうようです。
■ブランドや流行を自分なりの工夫をして取り入れている人
元CAの永島玉枝さん監修「外見だけで『品よく』見せる技術」(PHP研究所刊)によれば、ブランドと流行との節度ある付き合いができる人こそ品があるのだとか。トレンドをそのまま何でも取り入れるのは、軽薄で品があるとはいえません。それを取り入れる時期と、自分なりの工夫が重要になりそうですね。
■上から目線にならない人
マナーコンサルタントの西出ひろ子さんの著書「さりげないのに品がある気くばり美人のきほん」(かんき出版刊)では、美しい女性は謙虚と書かれています。自分を偉いと思わず、素直な心で他に学ぶ気持ちと心を持ち、そして、さりげない思いやり、優しさなどを与える人こそ、品のある気配り美人なんだそうですよ。
■常にポジティブな人
また、前述の西出さんの著書によると、品があるとは関係がないようにみえて、実は思考が品のあるなしに大いに関係しているのだとか。ポジティブでプラス思考であれば、人から忠告を受けたときに否定することなく、ワクワクしながら新たな世界へとチャレンジしていけるからなんだそう。確かに、ネガティブにならず、アドバイスしてくれる人を重宝する人は品があるといえそうですよね。
「自分は品がないな……」「品のある女性になりたいな……」と思っているのなら、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。