8月31日付でオスカープロモーションを退所し、個人事務所「ショートカット」の社長となった剛力彩芽。一部では〈事務所から干された〉との報道もあるが、実態は異なるという。
「剛力と言えば“ゴリ推し”と言われるほど、オスカーから猛プッシュされていました。ただ本人は気さくさと礼儀正しさで現場受けが良く、オスカーによる営業がすぐに結果を出していたことに加え、どんな役でも嫌な顔をせずに引き受けるので、事務所にとっては実にありがたい存在でした。それゆえ剛力の離脱は事務所にとって、相当ショックが大きいようです」(業界関係者)
2017年1月期のドラマ「レンタルの恋」(TBS系)ではゴスロリからエヴァンゲリオン、果てはカブトムシに至るまで、普通の女優なら難色を示すような扮装も華麗にこなす変幻自在さを披露。そのカメレオンぶりには今でも食指を動かす関係者が少なくないという。
そんな剛力が独立にあたって、女優業だけではなく別の芸能活動にも意欲を見せているというのだ。
「剛力は2013年に『友達より大事な人』で歌手デビューを果たし、MVで披露した高いダンス能力も注目を浴びることに。同年8月には『a-nation stadium fes. 2013』で味の素スタジアムのステージにも立ち、リハーサルでの歌唱では関係者が《こんなに上手かったのか!》と驚いていました。本人は今でも歌とダンスに興味を持っているそうで、個人事務所なら活動の幅を広げることができると歌手への再挑戦に意欲を燃やしているようです」(前出・業界関係者)
事務所を離れたことで、剛力の新たな魅力を見ることができるのかもしれない。
(白根麻子)