仕事に、家事に、子育てに、ママは毎日やることだらけ。なので、洗濯物干しや畳む作業などのルーティーンワークは、できるだけ省エネ・短時間で行いたいですよね。そんな場合は、次のような工夫をしてみましょう。
■フェイスタオルは畳みながら取り込む
大家族や子育て中のご家庭では、ついつい洗い物が多くなってしまうタオル。とくにフェイスタオルは、取り込んでから一枚ずつ畳んで重ねるのに時間がかかりやすいもの。そこで、半分に折りたたんだ状態でU字フックに引っ掛けるタイプの「自立式タオルハンガー」にかけて干すのがオススメです。
半分に折れた状態で乾くので、取り込むときには抜き取ってそのままもう半分に折り曲げ、タオルハンガーの上(既にタオルを外した部分などを有効活用しましょう)に重ねていきましょう。タオルを畳んだ状態でまとめて家の中に入れることができるので、そのまま収納場所に持っていくことができます。室内干しの場合も同様に行えますよ。
■ハンガーにかけるもの、畳むもの、そのまましまうものに分ける
ハンガーにかけて干したものをそのままクローゼットにしまえば、畳んだり別のハンガーにかけ直したりする手間が省けます。服を着るときに空いたハンガーを、洗濯用のハンガー入れに集めるようにすれば、干すためのハンガーがなくなってしまう煩わしさを防ぐことができます。
また、下着や靴下などの小さな衣類は、そのままカゴやボックスに入れるようにすると畳まずに収納できますね。必要があるものを最小限にすることで、洗濯物を畳む時間をグッと少なくすることができますよ。
■干すときは“分野別に”する
畳んだ洗濯物を種類別などに“分ける”時間をカットしましょう。そのためには、最初から服の種類や服の持ち主ごとに分けながら干すとよいです。簡単にグループごとに取り込むことができますよ。家族共通のもの、個人のものなどに分けて別のカゴに取り込めば、持ち主に協力してもらいやすくもなります。このような協力型の時短体制を作ることも可能です。
洗濯物の山を毎回一から片付けるとなると、負担が大きくなりがちです。一部だけでも簡単に済ませる工夫を取り入れると、煩わしさを軽減させやすくなります。ここで紹介した3つのアイデアをヒントに、ご家庭ごとの事情に合った便利な方法をみつけてくださいね。
(Nao Kiyota)