お笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンが9月13日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、マネジャーからのデリカシーに欠けた扱いを嘆く一幕があった。
番組では「まさかの逆効果」な場面に遭遇した体験に関するトークが進み、フジモンは「僕、よくあるんですけど、仕事のスケジュールで“仮”みたいなのが付くんです」と仮押さえの仕事について言及。
ある日、収録の3日前になっても“仮”の状態のままだった為、フジモンはマネジャーへ電話し、「何なの? 理由を教えて」と質問。すると、「実は、(初めに)千原ジュニアさんにオファーが来てまして、ジュニアさんが出られると藤本さんが出られなくて、ジュニアさんが出られなくなると藤本さんが出られるようになるんです」と、お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアの予定次第でフジモンのスケジュールが変わると告げられたという。
このあまりに正直すぎる説明に対し、フジモンは「それ、言わなあかんか?」と困惑。もう少しオブラートに包んで表現して欲しかったようだ。また、「だから、2番手なんですよ。聞きたくなかった」と嘆くと、最終的にその仕事はジュニアが出演することになり、「ジュニアもジュニアや! はよ、言え!」とスケジュールをもっと迅速に決定するよう注文している。
「フジモンからすれば、吉本の養成所で8期生の同期だったジュニアの2番手ということで、その悔しさもひとしお。ライバルに仕事を奪われるという屈辱的なエピソードを得意の“フジモン節”で披露したわけですが、ネットではこのマネジャーへの怒りが傲慢に映ったのか、『自分から理由を聞いといて、言わないで、聞きたくなかったって意味不明』『いますよね。“怒らないから理由を言って”と言って、理由を話したら説教する理不尽な人』『ただのワガママ話』との指摘が寄せられました。フジモンは“ジュニアの2番手”であるということをわざわざ伝えなくとも、説明の仕方はあっただろうという主張です。しかし、いつまでも仮押さえの状態が続く理由を説明するには、ジュニアではなくとも、結局は“誰かの2番手”であることは話さなければなりませんからね。マネジャーとしても苦渋の説明だったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
3日前までスケジュールを押さえられた挙句、同期のライバルに仕事を持っていかれる格好となったフジモン。それにしても、芸人としては全くタイプの異なるジュニアとフジモンが争った仕事の内容が何だったのか気になるところだ。
(木村慎吾)