元貴乃花親方の花田光司と元フジテレビアナウンサー・河野景子の長男で靴職人の花田優一が9月16日に自身の公式ブログを更新。「次は、歌を出します」と歌手デビューを宣言した。
最近はタレントとしての活動よりも本業である靴の製作に専念してきた花田だが、この日は異業種への挑戦を発表。「次は、歌を出します」と書き出したブログの中で、「肩書を求められるこの国で、様々な職種で、作品を発表してきました。次は音楽の世界に足を突っ込みました。他人の声は1ミリも気にしていません。嘘です。どんな作品も表に出すときは足が震える弱虫です」と冗談を交えながら歌謡界への参戦を報告している。
これまで自身の様々な言動が批判の的となってきた花田。「今回は音楽です。僕は僕の人生をとことん生きます」と我が道を行く姿勢を貫き、「是非、ご賞味あれ」と締めた。
「花田は過去に靴職人とタレント業という二足のわらじを履きこなすことに手を焼き、靴の発注者から納期の大幅な遅延を糾弾された苦い経験もあります。昨年11月から始めたYouTubeは、チャンネル登録者数が600程度しか集まらず、今年7月12日に撤退宣言したばかり。今回の歌手デビューへの経緯が、靴作りへの飽きからなのか、単純に音楽への関心からなのかは分かりませんが、ブログにはすでに花田が歌う楽曲のミュージックビデオも添付。15秒ほどの動画で、タイトルは『純青』、9月27日から配信がスタートされるようです。もちろん、様々なジャンルを器用にこなせる“マルチな才能”といえば聞こえは良いですが、やはりネットでは花田の歌手挑戦について『何でも経験した方が良いという意味を勘違いしてる』『典型的な“隣の芝が青く見える”タイプ。あれもしたいこれもしたい。スポットライトを浴びたい』『無謀すぎるわな』と不評な声が多いです。どれだけの比重で歌手活動をスタートさせるのかにもよりますが、花田へ靴を発注した顧客からすれば、さっさと商品を仕上げて欲しいと思っているかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
靴職人以外にも絵画の展示会を開くなど、枠にはまらないアーティスティックな活動を続けてきた花田。その独特な感性やタフなメンタルは注目に値するが、果たして“歌手・花田優一”のキャリアはどのようなものになるのだろうか。
数ヶ月後に「やっぱり俳優を目指します」とならないことを祈りたいが果たして…?
(木村慎吾)