大反響の内に幕を閉じた日曜劇場「半沢直樹」(TBS系)。9月27日の最終回は世帯平均視聴率32.7%の高視聴率をマークした。
「半沢直樹」と言えば、ドラマの中で出演者たちが繰り広げる様々なアドリブ合戦が話題になったが、最終回では、このドラマに欠かせない名脇役のあるひと言が、放送後に大きな話題を呼んでいる。
「そのシーンは、半沢(堺雅人)が紀本常務(段田安則)の居場所を突き止め、乗り込むシーンでの出来事。紀本の部下を連れ、及川光博演じる渡真利とともに潜伏するホテルに向かう半沢。そこで部下にチャイムを押させ、安心した紀本常務がドアを開けると、間髪入れずに半沢が部屋に潜入。慌てる紀本をよそに渡真利も部屋に入るのですが、その時部下に向かって『ありがとう。お疲れさん、チャオ』のひと言。この『チャオ』がミッチーファンの間で話題になったのです」(芸能ライター)
実はこの「チャオ」。歌手としても活躍する及川がライブで度々発する、ファンにとっては馴染みの深いキラーワードなのだ。
「及川はライブやファンに向けてのVTRで、頻繁に『チャオ』という言葉を口にします。去年の7月にNHKホールで行われたワンマンショーツアー『PURPLE DIAMOND』では、アンコール後の締めの挨拶で『これにてお開きです。50代でまた会いましょう、チャオ!』とのコメントでキメていました」(音楽ライター)
ネット上でも「渡真利、いつでも王子様すぎ」「渡真利のチャオはもう中の人やん」と、ミッチーのファンの間で大興奮のコメントが殺到している。
及川は、10月14日にスタートする、波瑠が主演を務めるドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ系)にて、ラテンな昭和のオヤジキャラの朝鳴肇の役で出演する。果たしてこちらでもミッチー王子の「チャオ」は聞けるだろうか。
(窪田史朗)