歌手の華原朋美のYouTubeチャンネルが、9月23日の“謝罪動画”以降、音沙汰がなくなりファンを心配させている。
華原は9月15日にチャンネルを開設すると、ほぼ毎日のように動画を投稿していたが、謝罪騒動以降は新たな投稿はなく、更新は止まったまま。一体何が起きているのか。
10月1日に発売された「週刊文春」によると、華原は現在親族に保護された状態であり、携帯電話もメールも応答はない状態であるという。
「華原さんは昨年8月、45歳で第一子となる男の子を出産。仕事で外出することも多く、バイオリニストの高嶋ちさ子さんに紹介してもらった女性を雇い、ベビーシッターをお願いしていました。ところがその後、シッターが長男の足首を持って逆さづりにしていたことが室内カメラで発覚。虐待ではないかと考えた華原さんは彼女を解雇し、高嶋さんとの間も意見の相違からギクシャクしてしまいました」(芸能ライター)
前後して華原は所属していたプロダクション尾木から独立。YouTubeチャンネルを開設するなど、心機一転、仕事を再出発させる動きが見られたが、一方でベビーシッター騒動が大きく伝えられ、ネットでは華原への同情と高嶋を批判する声が高まっていた。
そんな中、23日に華原は高嶋と尾木プロ社長宛の謝罪動画を投稿。動画での華原は何かにおびえたような表情で泣きじゃくっていたため、ネットでは「誰かに無理矢理謝罪させられたのでは?」との憶測も飛び交っていた。
週刊文春の記事によると、「華原は若い頃から使用していた精神安定剤などの薬物を止められず、最近も情緒不安定だった」「今年6月には高嶋に付き添われ、メンタルクリニックを受診していた」と、華原の謝罪の背景には華原自身の“精神的不安定さ”があるのではと匂わせている。
また、高嶋の所属事務所は「こちらに直接の謝罪はありませんし、あの動画以降、いわれのない中傷を受けており、高嶋本人も困惑しています」と明かし、「ただ、高嶋は『華原さんを追い詰めるようなことはしたくない。彼女のことが心配』と話しています」と同誌にコメント。また、プロダクション尾木は「当社のポリシーとして圧力をかけるなどの行為は一切ございません」と回答しているという。
「高嶋さんや尾木プロからの圧力がないなら、華原さんはどんな動機であの謝罪動画をアップしたのか。動画は明らかに第三者によって撮影されていますが、誰のどんな意図があったのか。華原さんの精神状態が影響したのかも含め、謎は深まるばかりです」(ネット系ライター)
“逆さづり”が虐待に当たるかは様々な意見があるが、まずは華原と高嶋が一度直接対面し、腹を割って話すことが問題解決への第一歩のように思える。
(石見剣)