お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が10月1日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBS)に出演し、妻にサプライズでプレゼントを贈ることのデメリットを語った。
今年で結婚19年目を迎える加藤は夫婦仲に関するトークの中で、結婚記念日などの特別な日に食事へ行くことはあるものの、その際にプレゼントを贈ることはないという。普段、妻から「これ買っていい?」と聞かれて購入するパターンはあるとしながら、自分からプレゼントを渡さない理由について説明した。
7年ほど前、加藤は仕事でヨーロッパに出張した際、妻へのプレゼントとしてバッグを購入したが、「(妻は)1回も使ってないからね。それを見て、そこからもう…(買わなくなった)」とのこと。以降は加藤が選んだものを渡すのではなく、妻自身が欲しがるものを購入するようになったという。
加藤は「サプライズ(プレゼント)より、ちゃんと使えるモノの方が良いんだよ」と述べ、サプライズプレゼントには相手の好みをしっかりと見極めるセンスが必須だと熱弁。「それ何回か失敗したら効率悪いし、お金の無駄だって、うちの奥さんも思うもん」とも語り、本当に妻が望むものをピンポイントで購入するスタイルのようだ。
「加藤の主張する“サプライズプレゼントの効率の悪さ”については、ネットでも『サプライズで贈って相手の心にちゃんと刺さるケースって、そう多くないですね』『ごもっとも。たいして欲しくないものを喜んでるフリをしなきゃいけないのもキツい』『サプライズはする側の自己満でしかない』といった共感の声が見受けられました。相手が心から気に入るかどうか分からないモノに大金を費やすぐらいなら、本当に欲しがっているモノを指定してもらった上で購入した方が、確かに失敗はありませんよね」(女性誌ライター)
とはいえ、たまにはサプライズプレゼントをもらって驚きたいのも女性の心理。それで欲しい物が合致すれば、喜びは何倍にもなるのだが…。
(木村慎吾)