Go Toトラベルキャンペーンの対象が東京都にも広がりましたが、コロナ禍で旅行に行けなかった人、帰省を控えた人も多かったのでは? とくに夏休み、普段はいつも帰省していたのに、それができずに寂しい思いをしていたかもしれません。
旭化成ホームプロダクツのジップロックブランドが実施したアンケート調査では、外出自粛で86%が帰省を控えており、帰省を控えたことで残念だったことの1位は「親孝行」、2位は「お墓参り」、3位は「友達と会う」でしたが、4位は「地元の料理を楽しめなかったこと」となっていました。
ちなみに、ご当地料理の人気1位は秋田県「きりたんぽ・だまこ料理」、2位は愛知県「味噌煮込みおでん」、3位は沖縄県「ゴーヤーチャンプルー」。その他ランキング外では、宮崎県の「チキン南蛮」、山梨県の「ほうとう」、長崎県の「ちゃんぽん」なども人気だったとか。
ところで、秋田県の“だまこ料理”って何?と思った人も多いのではないでしょうか。実はこれ、秋田の郷土料理「だまこ鍋」のことで、つぶしてだんご状に丸めたご飯を入れた冬の定番料理。これだけで主食にもおかずにもなる、万能料理といえそうです。
秋田市観光・イベント情報総合サイト『アキタッチ+(プラス)』によれば、子どもの遊び道具のお手玉を「だまこ」と呼ぶそうで、ごはんの団子がお手玉の形に似ていることから名付けられたとか。
なかなか旅行や帰省ができなかった人は、郷土料理はもちろん、別の地域のご当地料理を自宅で楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。