4月22日、主演映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の大ヒット舞台あいさつが行われ、女優の黒木華が岩井俊二監督とともに登場した。
舞台あいさつで観客から“昭和顔”であることを指摘された黒木は、「岩井さんは“平成の最先端女優”と言ってくださった」と少々、ムキになったようにコメント。「昭和の女優さんは凹凸のあるしっかりしたお顔の方が多い。昭和の女優さんと比べたら(私は)薄い」と、のっぺりした顔立ちにコンプレックスがあるようにも見受けられた。
しかし、黒木といえば昭和初期を描いた映画「小さいおうち」やNHK大河「真田丸」での好演が評価されるなど、時代劇や明治~戦中のドラマにはぴったりハマるため、今やひっぱりだことなっている。
「昭和顔というか、平安顔といったほうがいいかもしれませんね。平安時代は現代と異なり、しもぶくれ、細い目、おちょぼ口、とがった小さい鼻、サラサラの長い髪などが美人の要件だったと言われています。このジャンルの顔立ちはこれまで蒼井優が代表格でしたが、最近は映画や舞台での活動が多いせいか、メディア出演がめっきり減っています。演技力は黒木のほうが高いとされていますから、彼女に食われてしまったのかもしれません」(映画関係者)
それこそ弥生時代までさかのぼり、平安時代、戦国時代、江戸時代、明治、大正、昭和‥‥と黒木華一人で日本史を完成できてしまいそうだ。ただし、「平成」はちょっときつい‥‥かも!?