それはさておき、成嶋は「日本人メジャーリーガーのセレブ妻」として着実にステップアップしている。そして、その視線の先にハッキリと捉えているのが、何を隠そうタレントの里田まい(32)なのである。言わずと知れたニューヨーク・ヤンキースのエース・田中将大(27)の妻だ。最近になって成嶋が一部の日本メディアを通じて「日本人メジャーリーガーの婦人会を結成し、お互い情報交換をしたい」と執拗に訴えているのも、関係者の間では、「ひそかにライバル視している里田と接点を持つことで、本人にイヤミの1つや2つぐらいの“パンチ”を浴びせたいんじゃないか」と、うがった見方まで出ている。が、当の里田はこれにまったくの無反応で完全スルーを決め込んでいるようだ。
それはそうだろう。いくら成嶋が夫の快投によってセレブ妻として頭角を現してきているとはいえ、まだ里田との“格差”は歴然だからである。里田の夫・マー君は名門・ヤンキースと7年総額で1億5500万ドル(約169億6000万円)の超巨額契約を結んでおり、これを日本円で1年間の年俸に換算すると約23億円。住宅費も年俸とは別に球団持ちとなっており、里田はハリウッド女優も顔負けの優雅なマンハッタンライフを満喫している。
「田中と里田はマンハッタンのど真ん中にある超高級高層マンションに住んでいます。それでも里田は、田中が遠征中で不在の時でも犬と散歩に出たり、ヤンキースの日本人スタッフの奥さんと一緒に食事に出たりするなど積極的にNYの生活を楽しんでいますが、金銭的なムダづかいはまったくしていないようです。田中が家に戻ってきた時は、豪華な手料理でとことん旦那に尽くしていますしね。田中も胸を張って『もう何も言うことはない。最高の奥さんですよ』とベタボメしているぐらい。第一子も誕生し、幸せ絶頂期の里田にとって、成嶋など“眼中にない”でしょう」(現地のヤンキース番記者)
とはいえ、ここまで順風満帆に上り詰めてきた成嶋が、里田にスルーされ、このまま黙っているとは思えない。里田と同じくフードマイスターの資格を持つなど燃えるライバル心はすでに見え隠れ。今年はマウンド上だけでなくマエケンとマー君の“セレブ妻バトル”の行方にも注目したい。