「夢であるグラミー賞を獲りたい」と2014年に渡米し、同国の音楽大学院に留学していたシンガーソングライターのアンジェラ・アキが、このほど2年間の学生生活を終えたことを自身のフェイスブックで報告した。
また、活動再開を示唆するコメントも掲載したが、ネット上には「すでに終わった人」などと厳しい意見が寄せられている。
「楽曲が『NHK全国学校音楽コンクール』の課題曲に選ばれたことで10代のファンを掴んだアンジェラですが、それはもう昔の話。元々、同世代の女性からも『本人が恵まれ過ぎていて歌詞に深みがない』『きれいごとを並べただけで聴いていると恥ずかしくなる』という声が聞かれ、ただの青臭い歌として受け取っていた人も多かった。さらに、留学前には『グラミーを目指して渡米したい』と“無期限活動休止”と大風呂敷を広げながら、たった2年で復帰ですから、『もうあきらめたの?』と、疑問に思う人も多いですね」(音楽ライター)
休業中にはロサンゼルスの日本人が経営するレストランでライブする様子が目撃されていたが、
「とはいっても、2年間の学生生活を糧に以前とは違うどんな音楽を作れるか、それを聴いてから判断してもいいかもしれませんね」(前出・音楽ライター)
結局は日本人にしか自分の音楽を聴いてもらえないと再認識したのかもしれないが、無駄にハードルが上がってしまったことは、本人も誤算かもしれない。
(盛田雪乃)