世間がオリンピック一色になっていたお盆のさなか、かねてから噂されていた国民的アイドルグループSMAPの解散報道が飛び込んできた。
今年1月にはレギュラー番組での謝罪に加え、ファンクラブの会報でも解散を否定していたが、12月31日をもって解散することがFAXで発表されたのだ。
書面に書かれていたメンバーのコメントについて、芸能記者がこう話す。
「稲垣吾郎や中居正広など、他メンバーはそれぞれファンへの感謝の言葉を表していますが、木村拓哉のみ、『情けない結果になってしまった』『呑み込むしかないのが現状』と、いつもクールに振舞っていた彼らしくない弱気なコメントをしています。報道ではメンバー全員が解雇されたマネージャーについていき、ジャニーズを退所する方向で決まっていたものの、木村が直前で裏切ったことで、ほかのメンバーとの間に亀裂が入ったとされています。最近も『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で木村と香取慎吾の不穏な空気が話題になっており、ファンからも『もう解散したほうがいい』との声が聞かれていました」
解散報道と関係があるかは不明だが、木村の妻で歌手の工藤静香も8月6日、自身のメルマガで「言いたい事を言わず何が何でも我慢するしかない時を十年以上も続けている」と意味深な発言を配信している。
「メンバーとジャニー社長の話し合いの結果、一度は『休養』で決着していました。ところが、木村がハワイに行っている間に“欠席裁判”のように『解散』が決定。木村はそれを寝耳に水の形で聞かされたため、『呑み込む』という表現になったのでしょう。しかし、静香のコメントを見ると、SMAP内のいざこざはマネージャーの退所騒動以前からあったと読めるだけに、闇は深そうです」(前出・芸能記者)
その闇がすべて明らかになる日は来るのだろうか。