11月7日に放送されたバラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)にて、毎年12月に発表される「ユーキャン新語・流行語大賞」の話題が取り上げられた。同番組に出演した専門家によると、すでに大賞の大本命が挙げられているという。
「番組では出演者たちが今年の流行語に関して話し合いました。その際、出演者のITジャーナリストによると、今年は東京都知事選に立候補していた鳥越俊太郎が選考委員に入ったことで、政治的な思想が強くなると発言。そして大本命は『保育園落ちた日本死ね』の可能性があると語りました」(テレビ誌記者)
たしかに今年の2月、子供が保育園に落ちた母親による匿名ブログは大きな話題となった。
しかし、それ以上に世間を騒がせた言葉といえば、ベッキーの「センテンススプリング」や「ゲス」といったスキャンダルに関するものだろう。しかしそれらの言葉は、ある人物の力によって選ばれない可能性があるという。
「流行語大賞の選考委員を務める鳥越氏といえば今年、『週刊文春』にて女子大生に『未経験だと病気だと思われるよ』と言って、行為を迫ったことがスクープされました。そのため『流行語大賞』にてスキャンダルに関する言葉を選んでしまうと、自分の話題まで掘り起こされてしまう危険性があるので、文春関連はまず選ばれることがないでしょう」(芸能記者)
流行語大賞といえば去年、「トリプルスリー」など、世間ではあまり馴染みのない言葉が選ばれ、一部では批判の声が上がった。つまり、それほど選考委員の個人的な意思が反映されてしまう賞ということのようだ。
(森嶋時生)