大みそか放送の「NHK紅白歌合戦」の司会が嵐の相葉雅紀、有村架純に決まり、11月12日に発表された。
「まさか？ まさか？ と驚きました。下馬評ではV6の井ノ原快彦、高畑充希の声が高く、鉄板とまで言われてましたからね。そこにいたるまでには、タモリ、古舘伊知郎、波瑠、黒柳徹子ら様々な名前が浮上しては消えていきました。ふたを開けてみれば、びっくりぽんの相葉・有村コンビ。有村は2012年放送の相葉主演連続ドラマ『三毛猫ホームズの推理』にゲスト出演で初共演している。昨年の月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』では兄妹として再共演。NHKは2人を高評価しており、自信満々です」（スポーツ紙記者）
嵐は東北大震災以来、NHKとのつながりを深め、様々な番組に出演。それ以外に、相葉は単独でも出演している。今年4月からはスポーツ情報番組「グッと！スポーツ」の司会を担当し、10月には「あさイチ」にゲスト出演するなど蜜月関係が続いていた。テレビ誌記者が言う。
「2010～2014年までの5年間、嵐の5人で白組の司会を務めた実績がありますから、相葉ひとりでも大丈夫とゴーサインが出ました。紅白は台本一辺倒の進行。脱線やアドリブ、大ボケ発言が持ち味の相葉にとっては、面白みに欠ける司会になりそうですが」
嵐ファンは有村の存在にざわついている。有村は3年前のスペシャルドラマ「謎解きはディナーのあとでスペシャル 船上探偵・影山」で櫻井翔と共演。月9「失恋ショコラティエ」で松本潤と、二宮和也主演連続ドラマ「弱くても勝てます～青志先生とへっぽこ高校球児の野望～」で野球部の監督とマネジャー役で共演するなど、嵐メンバーと縁が深い。共演者キラーと呼ばれますが、本人にはまるでその気はなく、周囲の男が熱くなるだけ。嵐メンバーとの共演でもプレゼントを渡したり食事をしたりが報道され、ファンを大いにざわつかせた。
朴念仁で知られる相葉なら、恋の花が咲くこともないだろうが、さて？
（塩勢知央）
