歌手の鬼束ちひろが12月7日放送の「2016 FNS歌謡祭 第1夜」に出演。代表曲である「月光」を歌い上げた。鬼束といえば、一時の迷走っぷりで知られている。16年11月にリリースした新曲「good bye my love」のダイジェスト映像では、ナチュラルな彼女に戻っていると評判だが、果たしてそれをキープしているのかに注目が集まっていた。
「デビュー当時は少し影のある美人歌姫だった鬼束ですが、11年頃から急に変化し始め、魔女のようなルックスになってしまいました。言動も不安定になり、ツイッターで『あ~和田アキ子殺してえ』『なんとか紳助も殺してえ』と暴言を書き込んだこともあります」(スポーツ紙記者)
真っ黒なロングヘアーに格子柄のロングドレス、お約束となっている素足で姿を現した彼女は、前のめりになりながら「月光」を熱唱。圧巻のステージだと好評だったようだ。
「この日の放送の中では、長渕剛と並んでよかったと評価されています。ただ、長い髪を振り乱して歌う姿を見た視聴者から『貞子かと思った』『テレビから出てくるんじゃないかと思ってビビった』という意見が出ています。魔女とまでは行きませんが、ほんの少し魔界に戻ってしまったようですね(笑)。ただ、彼女はそれぐらいのほうがいいとの声も少なくありません」(エンタメ誌ライター)
視聴者が感じた怖さは、それだけ鬼気迫るパフォーマンスだということの証明だろう。今後、鬼束がどんな世界を見せてくれるのか、楽しみだ。