中山美穂さんも出産直後に体験したというマタニティブルー。もともと、中山さんは弱音を吐くほうではないそうですが、産後の時期は、疲れて泣いてしまうこともあったとか。
どうやらこのマタニティブルー、大きな原因は、女性ホルモンが急激に低下するところにあるようです。産後は、新しい命との出逢いと、母親になったという大きな変化、さらには慣れない育児への不安と緊張のほか、環境の変化による戸惑いなども大きいもの。生理前にイライラや体調不良が起きるPMS(月経前症候群)も、黄体ホルモンが増えることで起きるといわれていますが、それと同じように、マタニティブルーも機能的な問題であることを意識しておきたいものです。
とはいえ、マタニティブルーになっても、多くは10~14日間ほどで、本来の自分を取り戻すことができるようです。
釈由美子さんも産後、マタニティブルーになった際に、夫に「自分ばっかり外に出て自由でいいよね」と、思わず悪態をついて落ち込んでしまったことを明かしていました。そんな旦那さんは、翌朝、具だくさんのお味噌汁とおいしい和朝食をつくってくれたとか。なんともほほえましいエピソードですね。
多くの女性が経験するそのブルーな時期。釈さんいわく、「この時期は無理をせずゆっくり休む」のがいいそうです。