都道府県魅力度ランキングで、毎年ワースト3以内にランキングされている群馬県に今、熱視線が注がれているのをご存じだろうか?
きっかけは、漫画家・井田ヒロト作「お前はまだグンマを知らない」だ。物語は、チバ県から転校してきた男子高校生の神月紀が、グンマ県特有の文化や風習をコミカルかつシニカルに描いている。
そしてこの漫画が、間宮祥太朗主演でドラマと映画化されることが決定した。
間宮といえば、雑誌「Hana*chu→」で読者モデルとして活動をはじめ「スマイル王子」として人気者に。その後、ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」(日本テレビ系)で俳優デビュー。「3年B組金八先生ファイナル」(TBS系)、「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」や「早子先生、結婚するって本当ですか?」(いずれもフジテレビ系)などに出演。若手バイプレーヤーとして注目されている。
群馬県出身のライターは、「群馬には、尾瀬や日光などの国立公園、草津や水上、伊香保などの温泉も豊富。それなのにランキングはワースト3位内。群馬県人にとっては納得がいかないんです」と言う。
「お前~」は自虐的な要素もふんだんにあるのだが、これが起爆剤となってくれるかどうか、群馬県民の期待が間宮の肩に重くのしかかっている。