2月24日、4月に始まる日曜21時の連ドラ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(フジテレビ系)で、観月ありさが主演を務めることが発表された。
通称“日9”は、昨年4月期に37年ぶりに設けられたドラマ枠。しかし、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスの共演で話題を呼んだ「OUR HOUSE」が平均視聴率4.5%と大惨敗。以降も「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(6.1%)、「キャリア~掟破りの警察署長~」(7.2%)、そして現在放送中の「大貧乏」が7話終了時点で5.2%と結果を残せておらず、フジテレビにとって鬼門の枠なのだ。
「ひと言で言えば、相手が悪い。日本テレビは『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』の高視聴率番組に続く『行列のできる法律相談所』も15%を超える人気番組。TBSは『天皇の料理番』『下町ロケット』『99.9─刑事専門弁護士─』などの人気ドラマを生み出した日曜劇場。その時間にフジテレビを観る習慣がつきにくいんです」(週刊誌記者)
早くもフジテレビは負け戦かといえば、そうでもないようだ。
「希望は主演が観月であること。26年連続30回目の連ドラ主演は伊達ではなく、『ナースのお仕事』をはじめ『鬼嫁日記』『斉藤さん』など、人気となった作品も多数あり、これらはシリーズ化もされています。共通点は、極端に個性的なキャラクターであること。今回の役どころも、骨格標本を組み立てる標本士で何よりも骨が大好き。法医学や人類学にも明るいというなかなかの個性派のようなので、ハマる可能性はあります」(芸能ライター)
果たして観月は他局の磐石な「日9」の壁を打ち破ることはできるのか。