国内のみならず、今やハリウッド、ブロードウェイでも成功を収めた俳優の渡辺謙。2016年3月11日に乳がんのステージ1と診断され手術した、妻で女優の南果歩とは“おしどり夫婦”として知られている。
しかし、3月30日発売の「週刊文春」で、渡辺の不貞が報じられた。
記事によると渡辺は、13年8月末に大阪・北新地の高級クラブのホステスだったA子さんと出会い、その約1年後には本格的に交際がスタート。2人の関係はクラブ仲間の間でも“公然の秘密”だったという。その後、A子さんは店を辞め、ジュエリー・デザイナーに転身。文春では、今年2月にニューヨークで共に過ごす様子が掲載されている。
これまで渡辺を支えてきた南にとっては、許されざる不貞行為だが、この報に対してコメントはしていない。なぜなのだろうか? 芸能ジャーナリストに聞いた。
「2人はとても深いところで繋がっています。渡辺は俳優として頭角を現した89年、急性骨髄性白血病を発症し克服した過去がある。だからこそ、乳がんを患った妻を懸命に支えました。また、渡辺が米国進出を決めたのは、南の後押しがあったからです。互いに役者として、人として尊敬しあっている夫婦なんです。今回、不貞が報じられましたが、南はすでにA子さんの存在を知っていたはず。自分が専業主婦のようなサポートができない分を“現地妻”としてA子さんにやってもらっている、という感覚でしょう。渡辺と南の関係が揺るぐことはないと思います」
一般人にはなんとも理解しがたい奇妙な絆の夫婦関係といえそうだが、今回の騒動で渡辺がどのような結論に至るのか注目したい。