ドラマ「フランケンシュタインの恋」(日本テレビ系)に出演中の柳楽優弥。二階堂ふみ演じる津軽に恋心を寄せ、綾野剛演じる怪物に嫉妬をしながらも心根の優しい稲庭先輩を演じ、役者としての実力を再評価されている。
柳楽は14年放送「アオイホノオ」(テレビ東京系)、15年放送「まれ」(NHK)、16年放送「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系)など近年の話題作ドラマで、続けざまに異彩を放つキャラクターを演じてきた。そのため今回の「稲庭先輩」のように平凡な大学院生という設定が視聴者にとっては目新しく映ったようだ。また、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では知恵者で統率力も高く非凡な才能に満ちた盗賊団の頭、龍雲丸も演じているため、同時期にまったく違うキャラクターに扮する柳楽の才能を改めて見せつけた形だ。
「フラ恋で『普通の人の演技も上手い』と印象づけた柳楽ですが、一方で3年ほど前から通っている乗馬クラブの師匠から『いつか大河の主役をやるために馬を買ったほうがいい』と勧められ、馬を購入しています。ネットでは『やっぱり柳楽って普通じゃない』『妻と子どものためにワゴン車を買うならわかるけど』といったコメントが躍り、柳楽の傑物ぶりに驚きの声が上がっています」(女性誌記者)
親近感のあるタレントがもてはやされる昨今の芸能界では異質の存在。好感度などお構いなしの柳楽の生き様は、役者バカと言えるのかもしれない。