6月20日に放送されたバラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)で、小池百合子都知事の政策に対して“ミタパン”こと三田友梨佳アナが痛烈なパンチを見舞った。
問題となった発言は、三田アナがキャスターを務める「直撃LIVE グッディ!」とのリレータイムの場面で飛び出した。番組では築地市場の豊洲移転問題について、豊洲に移転はするが、築地を再開発し、その後、市場機能の一部を築地に戻すという小池都知事の基本方針を取り上げた。
「バイキング」のMC坂上忍は「なるほど! 豊洲に行きたかった派、築地に残りたかった派、両方の顔色を窺った形なんですか?」と質問。すると、「グッディ!」の安藤優子キャスターは「ミタパンの名言なんですが、『これは八方美人策だ』と」と、三田の発言を披露したのだ。
坂上は「あー僕は気を遣って言ったんですが、ミタパン、結構すごいこと言いますね」と脱帽。ネットでも「ミタパンもお怒りモード」「八方美人策、名言だわ」など、小池都政をバッサリ斬った三田アナへの賛辞が相次いだ。
「実は小池都知事と三田アナには、ちょっとした因縁があったんです」というのは週刊誌記者。説明してもらおう。
「小池都知事と自民党都連の対立がピークにある頃、日刊ゲンダイが自民党都連が会議費の名目で、高級料亭の飲食代を計上していることを報じました。その中には三田アナの実家である高級割烹『玄冶店 濱田家』が入っており、約52万円を支払っていたことを明かしている。つまり小池都知事が敵対する自民党都連が、三田アナの実家の上客だったということ。こうした報道が出た以上、自民党都連も利用しにくくなったのではないか」
都知事が小池氏でなければ、今でも三田アナの実家は自民党都連の御用達だったかもしれない。今回の三田の発言には、そんな“私怨”を感じざるを得ない。