正しい「姿勢」を保つことは、ボディメイクには重要なポイントとなります。多くのモデルさんたちが「お腹を意識しています」「姿勢をキープするようにしています」などと語っているのを耳にしたこともあると思います。
女優の倉科カナさんも、姿勢を意識している人の一人。具体的に何をしているかというと、倉科さんは18歳から「日本舞踊」を続けているのだそうです。そして、この日本舞踊には、彼女がスレンダーでありながらも女性らしいボディをキープしている理由が隠されていたようです。
倉科さんいわく、日本舞踊では、肩甲骨同士を内側にできるだけくっつけることがポイントになるのだとか。実は、これが体型維持に貢献しているようなのです。
日本丹田呼吸法セラピー協会代表・創始者の藤麻美子さんと東京有明医療大学教授の川嶋朗さんの著書「毎朝10回の『深い呼吸』で体が変わる」(文響社刊)によれば、肩甲骨の周りには、脂肪を燃焼して熱を生み出す働きのある「褐色脂肪細胞」が多く分布しているため、肩甲骨周りを意識してほぐすことで、効率よく脂肪を燃焼できるそうです。また、このときの腕の付け根の大きな動きが、体のラインを美しく整えるのだとか。
倉科さんがスレンダーでも女性らしいボディを保っている理由は、日本舞踏で肩甲骨を意識した結果なのかもしれません。「肩甲骨でダイエットしたい」という動機で、日本舞踊を始めるのもよいかもしれませんね。