織田裕二主演の「外交官 黒田康作」(11年・フジテレビ系)は、スタート時の1月にあった10.1%が、2月に入ると1ケタに陥落してしまった。
「織田は自分のことを棚に上げて『なんか違うんだよな』と、ヒロインの柴咲コウのせいにして、熱血演技指導をして責め立てたんです。あげくに柴咲のセリフを勝手に一部カット。怒り狂った柴咲は続編映画『アンダルシア 女神の報復』(11年6月公開)の出演をドタキャンしました」(芸能記者)
「月9」史上初めて全話が15%を下回ったのが「大切なことはすべて君が教えてくれた」(11年・フジテレビ系)。戸田恵梨香と三浦春馬のW主演で、新人・武井咲は2人にからむ役どころだった。
「戸田は映画『阪急電車 片道15分の奇跡』の収録と重なり、疲労困ぱい。非常に不機嫌で、武井とからむシーンでは武井をガンガンいじめ、必ずダメ出ししていました。かつてヤンチャ少女だった武井は大丈夫でしたけど、武井についていた女性マネジャーが心労でヤセ細ってしまいました。現場の雰囲気は最低でしたね」(テレビ関係者)
“低視聴率”は役者たちのメンタルをイライラさせてしまうようだ。