20日、歌手の安室奈美恵が来年9月16日での引退を発表後、芸能界では未だに“アムロス”現象が続いている。細眉・茶髪・厚底ブーツがトレードマークの“アムラー”だったことを告白する有名人も多く、なかには意外な人物もいた。
タレントの木下優樹菜は、安室の曲を泣きながら聴く自分の動画をインスタグラムにアップ。しかし閲覧者からは「インスタ閲覧数を伸ばすために安室ちゃんを利用しないで」など批判が多く、大炎上。ネットニュースのなかには木下のことを“芸能界きってのアムラー”と紹介したものがあり、このフレーズが火に油を注いだ。
炎上クイーンの上西小百合衆院議員も元アムラーを自称。21日のツイッターで「高校生の時、安室ちゃんのメイクとか色々真似した。ルーズソックスもはいた」と報告。コメント欄にはすぐさま「真似しても全然似ていないはず」などと書き込まれている。
女優の吉田羊も21日、都内で開かれた新CM発表会で、かつてアムラーだったことを告白。肌を焼いたり茶髪にはしなかったが、「髪型を三つ編みにて、眉を細くして真似していた」というので“半アムラー”といったところか。カラオケは「CAN YOU CELEBRATE?」が得意曲だそうだ。
アナウンサーの世界にもアムラーは多い。例えばフジテレビの三田友梨佳アナ。21日放送の「直撃LIVEグッディ!」で明かしている。
「三田アナは安室のファッション、ヘアスタイル、メークを完コピするほどのアムラーだったようです。明治座の社長令嬢なので、お金もかけられたようですしね。番組では安室の紅白待望論に対して『紅白をシンボルとした日本の音楽シーンというより、世界を舞台にしているディーバというイメージがある。歩くだけでかっこいい』という心酔ぶりでした」(エンタメ誌ライター)
意外なところではNHKの鈴木奈穂子アナ。引退発表当日の20日、メインキャスターを務める「ニュース7」で、鈴木は「ちょっとした放心状態になりました」とキャスターらしからぬ感情的なコメント。さらに「私はまさにその世代で、高校生の頃からどの曲も聴いていましたし、メークやファッションを真似ていたのでショックですね」と続け、茶髪、細眉、厚底ブーツでキメたアムラーだったことを告白している。
多くの女子が影響を受けたアムラー。いちばん似合っていたのは誰だろうか。
(石田英明)