「相手が大物とその他では態度が違いすぎ!坂上忍こそテレビから排除してほしい」「小池百合子さん、コイツも排除してくださ~い」などなど、お昼のバラエティ「バイキング」を巡るやり取りに、怒りを覚えた視聴者から過激なコメントが書き込まれた。
事の発端は、プロ野球解説者の桑田真澄氏の次男、Mattが4日、自身のツイッターで坂上忍を批判したこと。もちろん、火種は毒舌で売っている坂上のほうだ。
坂上は3日、MCを務める「バイキング」(フジテレビ系)で、そのエキセントリックな容姿とキャラから最近ジワジワ人気が上がっているモデル兼音楽家のMattを番組で取り上げた際、「存じあげているんですが‥‥いまいちどんな人か知らないし、知りたくもないし‥‥‥」と、お得意の興味ないフリ笑いをしながらコメント。これには視聴者からも「勝手に取り上げてそんな言い方ある?」と不快感を示す声があったようだが、もっとも怒りを覚えたのは当然、当のMatt本人だった。
Mattは「坂上忍っていう人は何者なの?あなたに僕のこと知ってほしいなんて一言も言ってませんけどね 僕もあなたのこと知りたくないし、興味も全くないので会いたくないです。さようなら」(原文まま)とツイート。しかも、かなり頭に血が上っていたのか、その後も「人を傷つけることは一番嫌なこと」など、英語も交えて5連発で坂上批判。これに、普段から坂上を快く思っていないネット民も即座に反応。一斉に冒頭のような坂上批判が連打された。「よく言った」「完全にMattが正論」「坂上はクソ」など、ネット上のコメントはMatt援護のいっぽうだ。
ところが、投稿から約1時間後にMattはツイートのすべてを削除。父親の真澄氏から「自分もそこに乗っかったら終わり。相手にしてはいけない」と諭されたようで、Mattは父への感謝のコメントとともにこの騒動に自らピリオドを打った。こうした対応にも賛辞が集まったが、赤っ恥をかいた坂上が今後どういった反撃に出るか注目していきたい。
(飯野さつき)