アーティストで女優のシシド・カフカが4日、配信限定シングル「羽田ブルース」を公開。そのミュージックビデオで、デビュー以来トレードマークだったロングヘアをなんと、50センチもカットするシーンが公開され、話題を呼んでいる。
「『羽田ブルース』は、クレイジーケンバンド・横山剣の作詞作曲による昭和の雰囲気を醸す平成のデュエットソング。横山もシシドのカッコ良さと強さ、そして女性としてのチャーミングさを表現できたと自信のほどをうかがわせています」(音楽誌記者)
楽曲もさることながら、注目はなんといってもシシドの断髪に集まった。
「男と別れて別の街に飛行機で旅立つ女性の心理を表す場面で、断髪シーンが登場します。あるテレビ番組で『理想の髪型は夏木マリさん。金髪にしてサイドを剃っている髪型とかやってみたい』と言っていましたから、髪の毛を切るタイミングを見計らっていたのではないでしょうか」(前出・音楽誌記者)
このシシドのヘアカットを巡っては、「ショートもめちゃくちゃ可愛い」「高かった好感度が大気圏に突入した」「ショックのあまり廊下で倒れた」と賛否両論があるようだ。
「女性の間では圧倒的に支持する声が多いのに対して男性ファンの評価は微妙。男女によって受け取り方が分かれていますね」(女性誌記者)
今回のイメチェンには、ある意図があるという。
「ロングヘアにしていたのは、ドラムセットに座って動きの少ない中でアクセントをつける意味がありました。ところがブレイクしたおかげで念願の歌手デビュー。話題作りを考えても今が髪を切る絶好のタイミングというわけです」
さらに、髪を切ったおかけで、女優としての可能性も広がると、女性誌記者が続ける。
「今までは、依頼が来るのは“ドS”の役ばかり。『シシド・カフカ=ドS』のイメージが固定化する前に髪を切ったことで、印象がガラリと変わる役にも挑戦することが出来ます。本格的な女優活動のためにも、朝ドラ『ひよっこ』が終わった今がちょうどよかったのでしょう」
究極の断捨離で本格的な歌手デビュー。女優としても新境地を開いてもらいたいものだ。
(窪田史郎)