SMAPを解散して、草なぎ剛、稲垣吾郎と“新しい地図”を描きはじめた香取慎吾。彼は芸能人の友達が極めて少ないことで知られている。香取をよく知る演劇関係者はこう話す。
「小学生でジャニーズアイドルになってしまった慎吾くんは、徐々に芸能人と距離を置くようになりました。元事務所の同級生(今年40歳)にあたるTOKIO・松岡昌宏、V6・井ノ原快彦とはプライベートでも交流がありましたが、さほど密ではありません。現に、慎吾くんのスマホの電話帳に芸能人の名前はほとんどありません。そんななか、女優で唯一人登録されているのが観月ありささんです」
松岡、井ノ原と同じく、観月も同級生。1988年、ともに10歳のときに、SMAPが主演を務めた「あぶない少年III」(テレビ東京系)で初共演。以降、歌番組やバラエティ番組で共演を重ねた。1997年にはドラマ「いちばん大切なひと」(TBS系)、2013年には映画「人類資金」、2014年にはミュージカル「オーシャンズ11」、2016年には「家族ノカタチ」(TBS系/※観月は友情出演)などで、演技力を高め合ってきた。
「用心深くて繊細な慎吾くんは、女性を呼び捨てにすることはありませんが、観月さんだけは別。『ありさ』と、下の名前で呼んでいます。SMAP解散騒動で揺れていた2016年5月には、慎吾くんがレギュラー出演中の『おじゃMAP!!スペシャル』(フジテレビ系)に、観月さんが出演。番宣ではなく、慎吾くんが直接オファーしたそうです」(前出・演劇関係者)
数少ないからこそ、濃厚なのが香取の交友。キャイ~ン、山本耕史、草なぎなど、心をオープンにしている有名人はいずれも、出会いから20年以上がたっている。そんな中でも観月は特別なのかもしれない。
(北村ともこ)