大泉洋が11月29日に放送されたTOKIOの冠バラエティ番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演。TOKIOメンバーから容赦なくイジリ倒され、さすがの大泉も困惑を隠せなかったようだ。
番組では「大泉=すぐキレる?」という認識が正しいのかを検証するため、日常で起こる許せないことを大泉に事前アンケートをとって紹介。「コンビニで『おにぎり温めますか?』と訊ねてこない店員」「話のオチを盗む人」など、様々なパターンが挙げられていたが、その中の1つに「『大泉洋はイジった方が面白い』と決めつけている出演者やスタッフ」というものがあった。大泉は、特にテレビ局のアナウンサーからイジられること、あまり面識がないのに失礼なことをぶつけてくる人にイラっと来るそうで、実際にムカついたエピソードを熱く語った。
しかし、そのトークの直後に国分太一は「俺、引いたのが結構許せない人多いんだな、大泉さんは…って思って」と、大泉の熱弁に水をさすような発言。これに松岡昌宏、長瀬智也も乗っかり、スタジオはさながら大泉への即興イジリの展開になった。この間、大泉は一瞬テンションが下がったような様子も見せたが、結局、いつもどおりに面白トークで場を盛り上げて、コーナーを終えた。
この一幕にネット上では「大泉さんが可哀想」「見ていて物凄くイラっとした」「国分も調子乗ってイジるなよ」「俺が大泉の立場だったら、国分殴ってるわ」と、特に国分に対する批判コメントが多く見受けられたのだ。
「確かに、番組のために30項目のアンケートにしっかり答えてくれた大泉に対して、失礼な物言いだったと思います。嫌なイジラれ方について説明した直後でしたからね。結局、笑いを取りに行くのは大泉ですから、きっとこういうイジられ方が嫌なんでしょう。
特に国分は、映画『ゲゲゲの鬼太郎』でねずみ男を演じたときの大泉の少々小汚い衣装を見て、『これ、私服?私服ですか?』とツッコんでいました。大泉は『お前ほんと(席が)隣にいたらぶっ飛ばしてんぞ!よかったな、手が届かないところにいて』と返していましたが、本心だったのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
大泉は「嫌なイジリでも空気を悪くしないために乗ってあげることがある。それで相手が満足げに帰っていくのが腹が立つ」とも語っていたが、この日の国分がまさにそのパターンだったのではないか。
(田中康)