【良いこと悪いこと】藤間爽子“委員長”が最もアヤシイけれど、徳永えり“加奈”も深川麻衣“晴香”もアヤシイ!
10月11日からスタートした間宮祥太朗と新木優子がW主演する「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)に早くも考察の声がネット上にあふれている。
鷹里小学校6年1組の同窓会で、22年前に埋めたタイムカプセルを開いてみると、そこには同級生たちが「将来の夢」を絵にしたものと、6人の顔が黒く塗りつぶされた卒業アルバムが入っていた。
同窓会の夜、顔が黒く塗りつぶされていた1人である「貧(ひん)ちゃん」=武田敏生(空気階段/水川かたまり)が自宅のマンション高層階から落ちて死亡した。貧ちゃんの将来の夢は「空を飛ぶこと」だった。
後日、またしても顔を黒く塗りつぶされていた1人である「カンタロー」=桜井幹太(工藤阿須加)が自分の店である居酒屋「北の桜」で火事に遭い、入院することに。カンタローの将来の夢は「消防士」だった。
「将来の夢」になぞらえる形で、顔を黒く塗られた6人のうち2人が事故に遭ったことから、「キング」=高木将(間宮)は、自分を含めた6人が、転校生の「どの子」=猿橋園子(新木)が校庭の倉庫に閉じ込められていることに気付き、倉庫のドアを叩きながらはやし立ててからかっていじめたことを思い出していた。キングはどの子に「復讐か?」と質問するが、どの子は否定。「将来の夢」になぞられて事故で亡くなった貧ちゃん、入院しているカンタローに続き、顔を黒く塗られていた「残る4人」も恐ろしい目に遭うのではないかと、キングとどの子は手を組み、事件の真相を探ることになった。
すでに第1話の放送中から、「委員長」=小林紗季(藤間爽子)がどの子を「倉庫に閉じ込めた犯人」だと考察する声が少なくない。顔を黒く塗りつぶされた6人は校庭でドッジボールをしていると、倉庫からどの子が助けを求める声がするのを聞きつけてドッジボールをやめるのだが、6人が倉庫に近づく前に、倉庫から離れていく女子が1人いたこと、その女子の服装から「委員長」ではないかと指摘する声が多いようだ。
「委員長」は同窓会で、34歳になったキングの結婚指輪を見て、何か心を動かしていたし、小学生の頃は「良い子だった委員長」が喫煙する姿は、「悪い子になった委員長」を感じずにはいられなかった。今作のドラマタイトルは「良い子と悪い子と」と書き換えることができるため、「良い子と悪い子」の両面を感じさせる「委員長」は、すでに起きた2つの事故に何か関わっているだろうと考察する声が少なくないようだ。
また、キングの2歳年上の妻・加奈を徳永えりが演じていることから、「演技達者な徳永さんが“主人公の妻だけ”で終わるわけがない。何か裏があるはず」「キングが毎晩のように通うスナック『イマクニ』で、キングは家に『居場所がない』と言われていたから加奈と何かありそう」などと考察する声も、すでにネット上にはあがっている。
一方で、 2019年に2クール放送された「あなたの番です」(日本テレビ系)で乃木坂46の元メンバー・西野七瀬が犯人役を演じたことから、同じ乃木坂46の元メンバー・深川麻衣が演じる東雲晴香が「何か事件に関係しているのでは?」と考察する声もある。東雲(深川)は鷹里小学校6年1組ではないものの、どの子=猿橋園子と同じ34歳で、同じ「週刊アポロ」の記者であることから、どこかで顔を黒く塗りつぶされた6人と接点があったのかもしれないと指摘する声もあがっている。
さて、第1話で考察したことは第2話にも通用するだろうか。
(森山いま)
