お笑い界の大御所・明石家さんまが、25年ぶりに東海テレビに出演することになった。番組は「お正月だよ!ぐっさん家!名古屋にさんまさんがやって来ちゃったよSP」だ。
「大物タレントであるさんまが、地方のローカル番組に出演することは異例中の異例。しかも放送は元旦。1992年から1993年に放送された『キャプテンさんまのはっ!とトリック』以来、久しぶりの東海テレビへの登場となります」(番組関係者)
この番組は、同局で現在放送中の山口智充のレギュラー番組「ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~」のスペシャル版として企画されたもの。同局の開局60周年、そして同番組の15周年記念を飾るにふさわしいスペシャルゲストとして、さんまを迎えることとなった。山口は「さんまのまんま」(フジテレビ系)で自ら作詞作曲した「自分のまんまで」をプレゼントしており、さんまが“恩返し”という形で今回の出演を快諾したという。
山口は今回の放送について「(さんまさんが)『ぐっさんだったらええよ』と言っていただいてお越しいただいたのは感動です」と喜びを語っている。
「山口は1999年から2001年にかけて放送されたコントバラエティ番組『明石家マンション物語』(フジテレビ系)に出演していました。そこで芸達者なラテン歌手“ガルシア”を演じたことがブレイクのきっかけになった。いわば、山口にとってさんまは“恩人”。そんなさんまが番組出演を快諾してくれたことは、身にあまる喜びだったのでは」(放送作家)
「名古屋にさんまさんがやって来ちゃったよSP」では、さんまがブレイク前に出演していた名古屋市にある「大須演芸場」を訪ねたり、山口が推薦する店でうな丼に舌鼓を打つなど、大須商店街を舞台に街行く人達とふれあい旅。そして「ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~」が拠点としている六畳一間のアパートで、思い出話にも花を咲かせる。
さらに、さんまと山口の共通の知り合いでもある「BEGIN」のメンバーも登場。正月早々、東海エリアの視聴者にとっては、見逃せない番組になりそうだ。
(窪田史郎)