女優の南野陽子の夫が横領疑惑で告訴状を提出されたことが、1月5日発売の写真週刊誌FLASHに報じられた。
記事によると、南野の夫は銀座にある医療法人の経営に携わり、南野本人も役員として名前を連ねていた。銀座の医療法人に籍を置いたまま、夫は知人を介して赤坂にある別の医療法人に事務局長として就任。しかし複数の支払いが滞っていることがわかり、契約解除に。法人の口座を調べてみると、2億円近く引き出されていたことが判明したという。一部の金は戻されたものの、使途不明金は9000万円以上にも上るとされた。このことで南野の夫は17年末、警視庁赤坂署に業務上横領で告訴状を出されるも、同誌の直撃を受けると「自分の方が横領されている」と不可解な回答をしている。
この報道に頭を抱えているのがNHKだ。
「南野といえば、不貞騒動で降板した女優の斉藤由貴の代役として大河ドラマ『西郷どん』(NHK)に出演することが昨年10月に発表されたばかり。今回の件で、今度は南野の出演に悪影響が出ないかと懸念されているのです。放送はスタートしていますし、南野本人に落ち度はないのですから降板はないでしょうが、万が一、交代となったら斉藤⇒南野の“スケバン刑事リレー”で3代目の浅香唯が代役を務めるのではないかとの説もありますが、シャレにもなりませんよ」(テレビ誌記者)
渡辺謙、斉藤由貴とトラブル続きの大河だが、ぜひ内容で挽回してほしいところだ。
(石田英明)