木村拓哉主演のドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)に、女優の山口智子が出演することが明らかになり、社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系)以来、22年ぶりのドラマ共演に喜びの声が上がった。
「山口は、6年前に離婚した木村の元妻・小田切仁美役として、22日放送の第6話、3月1日放送の第7話に登場。出演が決まったことを山口は、『ついにまた会える!』と感動がこみ上げてきたと明かしています」(テレビ誌記者)
「ロングバケーション」は、1996年春期の月9で放送され、SMAP人気と共に人気急上昇中のキムタクと、「29歳のクリスマス」などで“連ドラクイーン”と言われていた山口智子の共演により大ヒット。「月曜日はOLが街から消える」と言われるなど社会現象を起こし、最終回の平均視聴率36.7%を記録した伝説のドラマでもある。
2人の共演にネットでは早くも〈山口智子さんが別れた奥さん役だなんてドキドキ〉〈一瞬で時計が巻き戻ったような不思議な感動でした〉〈レンタルショップの棚、またロンバケが貸出中だらけになるな〉と言ったコメントが躍った。
22年ぶりの2人の再会は、ドラマチックなものになったという。
「衣装合わせで撮影現場を訪れた山口を、キムタクはハグしてそのまま抱き上げて喜びを表したのです。スタッフも驚いてましたね」(番組関係者)
「ロンバケ」撮影当時には、こんなこともあったという。
「キムタクは『ロンバケの初顔合わせで山口さんにドキュン!と魂撃ち抜かれた』とある番組で告白したことがあります。また最終回で有名になった『一緒にボストンに行こう』と言ってキムタクが山口にキスするシーンも、台本のト書きには『瀬名(木村)、南(山口)を抱きしめる』としか書かれてなかったのに、現場でキスシーンに発展したと聞いています。もし前年に山口が俳優の唐沢寿明と結婚していなければ、ドラマからビックカップルが誕生していたかもしれないと話題になったものです」(スポーツ紙デスク)
あれから22年、2人が今度はどんな名場面を残してくれるのか楽しみだ。
(窪田史郎)