「今、芸能界で最も熾烈な生き残り競争が展開されているのが『ママタレ』業界なんです。すでに飽和状態といってもいいと思います」
こう話すのは、広告代理店スタッフである。ママタレントといえば、最近では後藤真希や関根麻里、上戸彩、眞鍋かをりなどが出産して新規「加入」。彼女らが早くもトップクラスのママタレ候補と噂されている。代理店スタッフが続ける。
「出産すると即、『ママタレ枠』に入ることになります。ゴマキなどは結婚時に、ヤンキー過去などのさまざまな報道があり、イメージダウンの様相でしたが、それが出産で一気にイメージが変わり、逆に話題性が大きい。CMなどで引く手はかなりありますね。スポンサー企業からの問い合わせは多いですよ」
とはいえ、昨今のママタレ量産で、
「CMもテレビ番組も『順番待ち』状態なんですよ。ママタレは洗剤や料理関係のCMには出たがりますが、『前』が詰まっている。ざっと挙げられるだけでも木下優樹菜、紗栄子、大沢あかね、藤本美貴、辻希美、東尾理子、スザンヌ、小倉優子、熊田曜子、東原亜希、千秋、優木まおみ、福田萌‥‥と、その数は多い。例えば、実はママウケがあまりよくない木下を別の層をターゲットに売るとか、尾野真千子を『艶系ママタレ』に分類するなどして、棲み分けを図ることが必要かもしれません」(テレビ局スタッフ)
木下や辻、福田のように「ブログ炎上商法」を展開する手もあるが、今後のサバイバルの行方は果たして‥‥。