ロックバンド「ゲスの極み乙女。」ボーカル・川谷絵音との不貞騒動の渦中にあるタレントのベッキー。CM契約社10社のうち、すでに1社がCMを差し替え、新たに別の1社がCMそのものを一時取りやめると発表した。
だが、騒動の余波はまだまだ収まりそうもないようだ。芸能ジャーナリストは「このまま騒ぎが収まらなければ、CM契約すべてを失うことになりかねない」という。さらに、「事務所自体が崩壊の危機」だとこう続ける。
「ベッキーが所属するサンミュージックは、創業者の相澤秀禎さんが所属タレントを家族のように育ててきました。ですが、岡田有希子さんが自社ビルから飛び降り、その後、桜田淳子が宗教問題で活動休止。酒井法子が薬物事件を起こすなど、マネージメントを担う会社として問題があるのではと囁かれていた。そこにきて今回のベッキー騒動。担当マネジャーは、管理問題を問われてクビになりかねない問題です。しかも、ベッキーは会社の筆頭稼ぎ頭。ベッキーのCM契約がなくなるということは、事務所の経営に直結しますし、マネージメント能力がないとなれば、そのほかのタレントに対するスポンサーの目も厳しくなるのは必至です」
ベッキーの「軽率な行動」は、老舗芸能事務所の存続を脅かしかねない大問題に発展しそうだ。
(李井杏子)