ローラにしゃべり方が似ているという理由で注目を集め、一時はテレビに引っ張りだこだったタレントの水沢アリー。ところが、彼女のこん身の新展開にも「すでに詰んでいる」という見方が大半だった。
4月2日に放送されたバラエティ番組「有吉反省会」(日本テレビ系)に出演した水沢は、金髪ヘアから黒髪に一新。それに加えて、以前からかけられていた整形疑惑についても「もうイジってない」と、半ば認める潔い発言でスタジオを沸かせた。
さらにはハーフでないこと、ローラに寄せてのちょっとおバカな言動は作っていたことを告白するなど、カミングアウトの嵐となったのだ。
また水沢いわく、本人は金髪やローラに似せるのを嫌がっていたようだが、事務所の指示で泣く泣くキャラを貫いていたことを告白。現在は同じ事務所に所属する“ぺこ”の愛称で呼ばれるオクヒラテツコや、りゅうちぇるなどがブレイクしたことで推す人ができたため、自身は自由の身になったと主張した。
番組終了後に更新したブログでも「これからはやっと、自分自身がありのままの自分自身を発信出来るようになりました」と喜びを露わにした水沢。しかし、世間の反応は予想以上に冷たく、「唯一の武器もなくなったから需要なし」「ローラのものまねがウケなくなったからって、今ごろ路線変えても手遅れっす」「最後は内情暴露とか、もう芸がない芸能人が多すぎ」と、カミングアウトも虚しく批判的なコメントが目立った。
「水沢は自由の身になったと強気なのか呑気なのかわからないことを言っていますが、やはり指示に反発する水沢に事務所が見切りをつけたという声が圧倒的です。というのも、水沢はローラに寄せなければ何一つとして面白味がないただの一般人。ありのままの水沢が売れるようなら、そんな楽なことはありませんよ」(芸能ライター)
しかも運命の悪戯か、放送日翌日の3日にはローラがインスタグラムで黒髪ボブ姿を披露。こちらはウィッグということだが、これを見たネット民たちからは「黒髪もやっぱり、ローラのほうがイケてる」「どこかの整形女とは元のスペックが違う」と言われたい放題。本家がトドメを刺してしまった形だ。
話し方だけはいまだにローラ風の水沢だが、それも触れてほしくないというスタンスの微妙なキャラになったことで、“誰にも使われなくなるかも”という危険性は考えていないのだろうか?
(田中康)