年末恒例の漫才特番「THE MANZAI 2023」(フジテレビ系)が12月10日に放送され、お笑いコンビ・ミキ(亜生、昴生)の姿がなかったとしてネット民がザワついている。
MCにナインティナインの岡村隆史と矢部浩之、最高顧問にはビートたけしを据えた同番組。「人気・実力を兼ね備えた漫才の名手たちが今年も“年に一度の漫才最高峰の祭典”『THE MANZAI』へ集結!」と銘打ち、出演したのはウエストランドや霜降り明星、かまいたち、ナイツ、千鳥、笑い飯など、総勢22組だった。
いずれもバラエティ番組で人気を集める実力派ばかりだが、そこに兄弟漫才コンビのミキが含まれていなかったことから、「やっぱり去年のたけし事件はマジだったんだ…」との声が囁かれているのだ。
「ミキは昨年12月4日放送の『THE MANZAI 2022』に出場し、得意のハイテンション漫才で、生活で使える豆知識についてのネタを披露。ただ、漫才を終えると、最高顧問であるたけしからとんでもない毒舌コメントを浴びてしまったんです。オンエアではカットされたものの、昴生本人が2週以上たった、12月23日のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で『忘れません、たけしさん。“うるせぇだけで面白くなかったな”って。しっかり言うた! しっかりと言いよった!』と雄叫び。最終的に番組側が当該場面をカットしていることから、笑いに変えられるような空気ではなく、“マジのトーン”だった可能性が高そうです。また、同じく『THE MANZAI』出場者のおぎやはぎもラジオで『たけしさんがスゲェけなしてる人が1組いた。“何がおもしれぇんだ、これ”みたいな。“言ってることが一つも面白くない”って』と、ミキの名前は明かさずにたけしの超辛口騒動を振り返っていました」(テレビ誌ライター)
最高顧問のたけしからボロクソに評価されてしまったというのが、ほぼ定説化してしまったミキ。ネットでは、今回の不在が、同騒動と関係があるのでは?と疑う人もかなり見られ、「たけしのあのコメントが原因かな…」「ミキがいないのが生々しい」「たけしは基本的に若い奴らを褒めるスタンスなのを見ると、ミキは本当にハマらなかったんだな」との声や、「ミキ出てないなぁと思ったら、メガネのCMにミキが出てたのでちょっと笑った」と、番組の合間にミキが出演する眼鏡ブランド「パリミキ・メガネの三城」CMが流れていたと、“ニアミス”を面白がる反応もあった。
たけしの辛口ジャッジが原因か、単に実力不足で選ばれなかったのか…。いずれにしても、ミキにはツラいところだが、この経験を本当に笑いのネタにできるほど、さらに実力を磨いていただきたいところだ。
(木村慎吾)