9月27日、都内で行われた「CHANEL MATSURIプレビュー&シャネル ビューティー アンバサダー」のお披露目イベントには、タレントの木村拓哉と工藤静香夫妻の次女でモデルのKoki,が公の場に初めて姿を現すということで、多くの報道陣がかけつけた。
そして「シャネル ビューティー アンバサダー」に就任したKoki,が15歳の少女らしくはにかみながらステージに登場すると、会場はフラッシュの嵐。その注目度の高さを見せつけた。
Koki,本人は「まさか、自分がアンバサダーをさせていただけるなんて夢にも思わなかった。うれしいです」「シャネルは、どの女性も憧れる、すごく魅力的なブランドですよね」と優等生コメント。その後もモデル業への意気込みなどを語り、未来のスターモデルを予見させたのだが……。
「スラッと伸びた手足、ハッキリした顔立ちも可愛いらしくて、これなら何を着ても似合うと思いました。ところが、このお披露目が報道されると、『思ったより普通』『とくに可愛くなかった』『どこにでもいそう』『親の顔しか浮かばない』『見出しにオーラって書いてあったけど、どこにオーラが?』など、まるで期待はずれだったかのようなコメントが目立ちました。とくに多かったのが『普通じゃん』という声。でも、モデルはアイドルとは違いますし、顔の可愛いさより、ブランドの衣装を着こなせるか、広告塔になれるかどうかが一番重要。ファッションモデルは細いスタイルこそ目立ちますが、普段からオーラが出ているわけではありません。世間がやたらと“普通”を連呼するのは、嫉妬に振れがちなネット民の強がりにしか思えなかったですね」(女性誌編集者)
それでも、ブルガリのアンバサダーに続き、今度はシャネル。一般女子からしたら、並大抵の努力ではたどり着けない場所にあっさり届いてしまった感のあるKoki,が嫉妬の対象になるのは当然なのかもしれない。
「女性からのコメントに『親の七光り以外のものを何も見せてない』という意見がありましたが、確かに今はそのとおりですね。とくに父親が国民的スターということで、ディズニーランドのファストパスのようなスピードでこれ以上ない近道をしている印象は拭えません。でも、ショウビズ界ではコネも実力のうち。このあと、本気で努力すれば世界中が認めるトップモデルになれる日が来るかもしれません」(前出・女性誌編集者)
まだ15歳。デビュー以来続くアイドル扱い、客寄せパンダ扱いの大人たち声に惑わされずに成長することを祈りたい。
(飯野さつき)