まだまだ残暑が厳しいであろう8月28日に三代目J Soul Brothersが、8月30日には福山雅治がそれぞれ全国の映画館でライブ中継することが発表された。
日本を代表する“イイ男”アーティスト2組だけに、どちらも女性ファンを集客することは間違いなく、4000円近くするチケットも確実に売れると関係者は読んでいるようだが、この両公演が話題となっている大きな理由は「台湾と香港の映画館でも中継されること」だという。
「本家EXILEの若返りがジャニーズとの全面戦争となっているとの見方も出ているように、EXILEグループとして対ジャニーズへの強力な援軍として期待されているのが三代目JSB。ダンス・パフォーマンスという言葉の壁を越えられる圧倒的な武器で、このライブ・ビューイングをきっかけに、アジアでは女性ファンにしか認知されていないジャニーズに差をつけたい意向があるようです」(イベント関係者)
一方、福山はアジアでは圧倒的に「俳優」として認知されており、ミュージシャンとしては新人に近い。しかし本人は音楽家志向が強く、それゆえ昨年のクリスマスにパシフィコ横浜で「男性限定ライブ」「女性限定ライブ」も敢行した。
「数十分でチケット完売となった『女性限定』に比べ、『男性限定』は当日まで売れ残ることになり、人気の偏りを露呈したわけですが、たとえ自爆してでもミュージシャンでありたいという心意気は伝わったと、現場では評判でした。それだけに、今回のライブ中継にも気合いが入っているそうですよ」(音楽関係者)
メディアの予想では、国内では熱狂的な女性ファンが多い福山のライブ・ビューイングのほうが映画館を埋め尽くす確率は高そうとのことだが、はたしてアジアではどちらの“イイ男”が真夏の対決を制するのだろうか!?
(藤田まさし)