「会社に行きたくない」「仕事が怖い」と感じたことはありませんか? 職場の人間関係がうまくいってなかったり、仕事のミスが続いたりすれば、朝起きたときに「行きたくない……」と、心もカラダも重くなることがあるのではないでしょうか。
そんなとき、それでも会社に行かなければならないということはありますよね。でも、そのまま無理して行くのはストレスになるばかり。考え方を次のように変えてみるのも一つの方法ですよ。
ビジネス格言研究会の「会社に行きたくないと思った時に読む本~心が軽くなる言葉90~」(笠倉出版社刊)によると、会社に行きたくないと思ったら、それは人生のチャンスかもしれないのだとか。なぜなら、少なくとも現状に満足はしていないから。心が風邪を引いているということです。
風邪から回復するとリフレッシュした気分になれて、再び生きる気力が湧いてくるものですよね。であれば、会社に行きたくない病を克服したときには、さらに進化したエネルギー溢れる自分に出会えるチャンスということ。そう思えば、その病と向き合って行けそうですね。
また、精神科医の和田秀樹さんの著書「会社に行きたくない。さて、どうする?」(クロスメディア・パブリッシング刊)には、会社に行きたくないときの対処法の一つとして、嫌われてもいいから自分の本音を隠さず、ありのままの自分を出すことが人間関係を楽にする出発点になると書かれています。そのために、職場に欠点を認めてくれる人がいるかどうかがポイントとなるそうです。
会社に行きたくない理由は人それぞれ。解決策は「これだ!」と一概にはいえませんが、考え方を変えるだけでも何か変化が起きるかもしれませんね。