未成年との飲酒⇒お持ち帰り騒動で活動自粛。ついには20年以上所属していたジャニーズ事務所を退所した、山Pこと山下智久。「海外逃亡」などの陰口もあるなか、ファンの悲しみもひとしおだったが、交友関係のあるウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスらとの親交もあり、旅立った先のカナダでは、製作費200億円というハリウッド作品のキャスティングに顔を並べたことが判明。ただの「逃亡」ではないことを証明して、ファンも「すごい」「夢に向かってステップアップですね」とようやく顔を上げられたとか。
「大ヒットした『ジュマンジ』シリーズでよくしゃべる黒人俳優としてブレイクしたケビン・ハート、『ハンガー・ゲーム』シリーズでもおなじみのウディ・ハレルソンが主演のコメディだそうです。製作費は有名俳優のギャランティも含めますので、ハリウッドでは200億円は超バカ高ではありませんが、それでもそれなりの作品ではありそう。山下さんの英語力が心配されているそうですが、コメディですからむしろ流暢じゃなくていいのだと思います。最近ありがちな、様々な人種が登場するドタバタな作風なのではと言われています」(エンタメ誌ライター)
それでもジャニーズ事務所からの退所で、日本のドラマや映画にはしばらく出演しづらくなった山P。そんな状況に意気消沈のファンも多いのではと思いきや、一部からはこれで山Pが貶されなくてすむと安堵の声があるのだとか。
「先ほどの英語力ではありませんが、山下さんはドラマや映画で度々滑舌の悪さが取り沙汰されていました。ファンはそれも含めて好きだったと思うのですが、18年に大ヒットした主演映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』で、初めて山下さんを見た観客から『何をしゃべってるかわからない』『山下さんのセリフに字幕をつけてほしい』という声があったのです。私も実際に見て聞き取りにくかったところが何カ所もありました。ですから、ファン以外からは『俳優なのに』なんて意地悪な声も聞かれましたね。つまりファンの安堵の声というのは、ハリウッド作品なら山下さんのセリフは英語ですし、しかも字幕が付くということ。しかも、吹き替え版なら声優が吹き替えをするのではないかということで、今度こそ滑舌問題で批判されないですむというものなんです」(前出・エンタメ誌ライター)
実際、SNS上では「山Pは顔だけ出ていれば満足だし」「英語はわからないから聞き取りにくくても気にならない」などの声が。これで日本国内での滑舌問題はクリア。あとは、バラエティでデーブ・スペクター氏も褒めるのに四苦八苦した英会話力をアップさせて、いろんなタイプの作品に出演できるように精進してほしい。
(塚田ちひろ)