歌手の近藤真彦が11月17日、自身の不貞報道を認め、無期限で芸能活動を自粛することを発表した。
近藤は1994年に一般女性と結婚し、2007年には第一子をもうけていたが、週刊文春によると、2015年に知り合った女性と5年にわたって不貞関係を続けてきたという。
この報道について、近藤は所属するジャニーズ事務所を通じたコメントの中で、「この度の件では、家族、関係者の方々、なにより応援してくださっているファンの皆様を裏切ることになり、大変申し訳なく思っております」「相手の女性にもご迷惑をお掛け致しました。家族とは、話し合い、謝罪し、理解してもらいました」などと報告。
芸能活動自粛に関しては近藤自身から事務所に申し出たとのことで、事務所もこの近藤の判断を「最年長である近藤の処分として当然の結論」だとしている。
「“不貞報道は揉み消すことができる”と強がっていたとされる近藤ですが、やはりこのネット社会では、猛烈な批判の嵐から逃れることはできなかったようです。ジャニーズ事務所は近藤の振る舞いについて、『自覚と責任に欠ける行動であった』とし、『近藤に対して厳正な処分が必要である』との認識だったとしていますが、ネットではこの“芸能活動自粛”というペナルティーに『そもそも芸能活動してないよね?』とのツッコミも出ています。近藤といえば、たびたび“レースに夢中で芸能活動は副業程度”などと揶揄されてきた経緯があり、一部メディアからは、芸能活動をほぼせずとも年に3000万円の収入がジャニーズから保証されているとも伝えられていました。事務所の黎明期を支えた功労者としての特権なのでしょうが、今回の“芸能活動自粛”が近藤にはあまり意味のない処分なのではないかとの声も多く、『目立った芸能活動してないわけですから、本人は勿論、事務所としても痛くないでしょ』『25年ほど前からレースしかしてないじゃん』といった揶揄が飛び交っています」(エンタメ誌ライター)
家族からはすでに理解を得られていると説明した近藤。自粛期間を通じて、少しずつ信頼を回復していってほしいところだ。
(木村慎吾)