お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が11月17日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で、歌手・近藤真彦による不貞スキャンダルを番組内で約1週間取り上げなかった理由について述べたが、ネットでは批判が殺到している。
番組内で加藤は「週刊誌で報道されたものをそのまま流すことはできないんですよ」「週刊誌の報道だけを鵜呑みにして放送してしまうと、我々が報道として責任がないことになってしまいますから。そこのルールがあって、やれなかったというのがある」「この1週間、(近藤の不貞を)報道していないというのは、僕は当たり前だと思う」などと発言。
これに対してネットでは《スッキリの加藤さんの意見好きだったのに…これは、見損ないました》《加藤は見苦しい、今までのスタンスとは違う》《加藤さん、本気で言ってます?ベッキーは?渡部は?東出くんは?原田龍二は?1週間報道しませんでしたか?》《かつての狂犬も牙の抜けた飼い犬》と総スカン状態。
一方で、評価を上げたのがダウンタウンの松本人志だ。15日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、「多分、長い歴史の中で、大手事務所が『スルーしましょう』っていうのが(テレビ)各局染み付いちゃってて。それって、結局突き詰めたら誰が一番損するかって、ジャニーズ事務所さんが一番損するのよ。悪いイメージつけられちゃうから。そうならないために、みんながもうちょっと平等に扱うべきなんですよね」とワイドショー全体への苦言とも言える見解を述べた。
これに対してネットでは《至極真っ当な意見》《松ちゃんの発言力は確かに深い》《誰も発言しない中、やっぱり松ちゃん流石だなって感心したよ》と賛同の声があふれた。
「松本の発言については芸能リポーターの井上公造氏も17日、YouTubeの『芸能ニュースチャンネル』で取り上げ、『(影響が)非常に大きかった』と認めており、ジャニーズ事務所も看過できなかったことを暗に示していました」(芸能記者)
視聴者にとって“1週間のスルー”は、当たり前とは思えなかったようだ。
(柏原廉)