10月末にジャニーズ事務所を退所した歌手で俳優の山下智久。11月19日発売の「女性セブン」が、その舞台裏を報じた。
山下は11月10日、ジャニーズ事務所からの退所を発表。ファンクラブのサイトで「子供の頃からの夢に向かい新たな一歩を踏み出していきたいと思います」とコメントした。その“新たな一歩”は、かねてから噂されていた海外進出だ。
一部報道によると、山下は製作費200億円の超大作映画の出演オファーを受けて退所を決意。自身初のハリウッド挑戦で本人もやる気十分に違いない。撮影は年内までに終了し、来年9月に全米で公開予定だという。
華麗なる独立を果たした山下だが、「女性セブン」によるとその背景に50代の実業家・A氏の存在が見え隠れする。山下はA氏に心酔しており、A氏に呼び出されると深夜でも彼の自宅に駆けつけるほどだという。あまりの傾倒ぶりに“洗脳疑惑”まで飛び出したようだ。
だが、同誌の直撃を受けたA氏は「知人の1人に過ぎない」と疑惑を否定。退所も事後報告だったという。とはいえ、本格的な海外進出にあたり、山下が心酔するA氏の影響を受けていて不思議はない。
「山下は甘いマスクに似合わず、かなりの努力家で根性もある。A氏に頼らずとも、1人でもやっていけるはずです。たとえば山下が独学で英語をマスターした話は有名ですが、今年6月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、ジャニーズJr.時代の根性エピソードを披露。小学校6年生くらいだった山下は、初めてジャニーズJr.の番組に呼ばれた日、学校で骨折。にもかかわらず、このチャンスを逃すまいとギプスをした状態で収録現場に行ったところ、その根性を認められ、以降も番組に呼ばれるようになったといいます。また、12年放送の『A-Studio』(TBS系)では、高校1年生のときの成績がほぼオール2だったのが、同じクラスの俳優・城田優に勉強を教わったことがきっかけで、一念発起。猛勉強して明治大学に合格したことを明かしています」(芸能記者)
山下にとって退所は最善の選択だったのか。とりあえずは、退所第1作となるハリウッド映画の出演時間に注目したい。
(石田英明)